くろじいの小屋
COLUMN


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14  ギネス            2005. 1.30
 
 先日、アメリカ人(だったと思う)の女性が
出産の最高齢記録を塗り替えたと報じられていた。
 
今までのギネスブック記録を3歳上回った彼女の年齢は66歳!
生まれた女の子は、標準より小さいながらも順調に育っているという。
 
今回のケースは他人の卵子と他人の精子を人工授精させ、
それを着床させるという物。
日本では精子が他人の物であっても、
(まぁ女の人からみれば旦那だって他人に違い無いけどさぁ)
卵子は自分の物でなければ許可されない。
技術的な事というより、倫理的な問題でということだろうが・・・・・
産婦人科の医師の話では、「技術的には70歳程度までは十分に可能」と言っていた。
成人式の時にママは90歳かぁ
 
でも他人の精子に他人の卵子・・・それって誰の子???
だったら捨て子ちゃんを孤児院からもらって来た方が良いのでは?と思ってしまう。
その子供が大きくなった時、あなたの父親は???母親は???
でも産んだのは私・・・と説明するのだろうか?
「産んでくれてありがとう」と素直に思ってくれるような人間になれば良いね。
いや自ら説明するまで生きているには、日本女性の平均寿命を上回るまで頑張らなければならない。
 
先日の大津波の被災地では、子供の人身売買問題が大きく取り上げられていた。
 
簡単に我が子を殴り殺した、餓死させた、そんなニュースも日常茶飯事のこの頃だ。
 
育てられないと言って、捨て子として人目につく場所に置いて来る方がまだ許せる。
女心とは複雑で奇怪なものである。


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