あの日は晴れてとても暑い日だった。

 

休みで家に居た俺は、テレビに流れるニュース速報のテロップで事故を知った。

綺麗な夕焼けの中で蝉の鳴き声が大きく聞こえていたのを今でも覚えてる。

 

もうあれから２０年も経つのか。

 

その後色々な説が流れた・・・

紆余曲折の後、結局隔壁修理ミスという事に落ち着いた。

しかし他の説も根強い、俗に言う何物かと衝突した？「角田説」という物だ。

 

この事故にはあまりにも疑問点が多い。

 

米軍からの救援を日本政府が断り続けた事。

公にされたボイスレコーダーは、肝心な部分が編集されていると言われる。

相模湾から見つかった垂直尾翼に衝突痕があった・・・等々

 

東京青梅上空をあれだけ大きな機体が通り過ぎた、アメリカ軍横田基地のすぐ近くだ。

その時の高度約３０００メートル

その僅か１０分後に機体は御巣鷹の尾根に激突している。

アメリカ軍のレーダーは確実に墜落現場を探知していたに違いない。

しかし墜落現場は翌朝まで明らかにされなかった。

米軍からの救援を断り続けたその間に何が行われていたか・・・・・

群馬県藤岡市の葬儀業者には、夜間のうちに５００を越える棺桶の発注があった。

御巣鷹山への道は全て県警によって封鎖された。

角田説を裏付ける数々の真実が見えてくるのである。

 

真実はこのまま闇に葬られるのだろうか。

 

一人殺すと殺人罪になるが、５２０人も殺すとうやむやにされる・・・・・

真実がわかっても命は戻っては来ない。